このブログは、PC上では「縦書き」で表示され、マウスポインタが、「縦書きの部分」にある時に、マウスのホイールを回すと、左右にスクロールし、「横書きの部分」では、上下にスクロールします。下に見えてゐる、スクロールノブでスクロールする場合は、左右にだけスクロールします。
(〇一)
① 21。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
① 2(1)。
(〇二)
② 211。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
② 2(11)。
(〇三)
③ 321。
に於いて、
3の下側にあって、
3よりも小さい数字を( )で括ると、
③ 3(21)。
(〇四)
③ 3(21)。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
③ 3(2(1))。
(〇五)
④ 2‐21。
に於いて、
④ 2‐2=2
といふ風に、定義する。
従って、
(〇五)により、
(〇六)
④ 2‐21。
に於いて、
2=2‐2
の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
④ 2‐2(1)。
従って、
(〇一)~(〇六)により、
(〇七)
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すことにより、
① 2(1)。
② 2(11)。
③ 3(2(1))。
④ 2‐2(1)
を、得ることが、出来るものの、これら「括弧」は、
① 2レ1。
② 2二11一。
③ 3レ2レ1。
④ 2二21一。
といふ「返り点」に等しい。とする。
従って、
(〇七)により、
(〇八)
① 読(書)。
② 読(漢文)。
③ 不(読(書))。
④ 訓‐読(書)。
といふ「括弧」は、
① 読レ書。
② 読二漢文一。
③ 不レ読レ書。
④ 訓二読書一。
といふ「返り点」に等しい。
白注:④の「ハイフンはなくてもかまわない(二畳案主人、
白漢文法基礎、昭和五九年、三一頁)。」
従って、
(〇八)により、
(〇九)
① 読(書)。
② 読(漢文)。
③ 不(読(書))。
④ 訓‐読(書)。
といふ「括弧」は、
①(書を)読む。
②(漢文を)読む。
③((書を)読ま)ず。
④(書を)訓‐読す。
といふ風に、「訓読」される。
(一〇)
⑤ 18243365579。
に於いて、
1の下側にあって、
1よりも小さい数字は無い。
(一一)
⑤ 18243365579。
に於いて、
8の下側にあって、
8よりも小さい数字を( )で括ると、
⑤ 18(24336557)9。
(一二)
⑤ 18(24336557)9。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字は無い。
(一三)
⑤ 18(24336557)9。
に於いて、
4の下側にあって、
4よりも小さい数字を( )で括ると、
⑤ 18(24(33)6557)9。
(一四)
⑤ 18(24(33)6557)9。
に於いて、
6の下側にあって、
6よりも小さい数字を( )で括ると、
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
(一五)
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
に於いて、
7の下側にあって、
7よりも小さい数字は無く、
9の下に数字は無い。
従って、
(一〇)~(一五)により、
(一六)
⑤ 18243365579。
に対して、
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すことにより、
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
といふ「括弧」を、得ることが、出来るものの、
この場合、
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
⑤ 17(24(33)6(55))。
⑤ 17(24(33)6(5))。
⑤ 17(24(3)6(5))。
といふ「括弧」は、
⑤ 18下24二33一6二55一7上9。
⑤ 17下24二33一6中55上。
⑤ 17下24二33一6上レ5。
⑤ 17二24レ36一レ5。
といふ「返り点」に、等しい。
従って、
(一六)により、
(一七)
⑤ 我非下常読二漢文一学二漢字一者上也=
⑤ 我非(常読(漢文)学(漢字)者)也=
⑤ 18(24(33)6(55)7)9⇒
⑤ 1(2(33)4(55)67)89=
⑤ 我(常(漢文)読(漢字)学者)非也=
⑤ 我は常には漢文一を読二み漢字一を学二ぶ者上に非下ざるなり。
(一八)
⑥ 231。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
⑥ 23(1)。
(一九)
⑥ 23(1)。
に於いて、
3の下側にあって、
3よりも小さい数字を( )で括ると、
⑥ 23(1)。
従って、
(一九)により、
(二〇)
⑥ 231。
に対して、
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すと、
⑥ 23(1)。
を、得ることになるものの、
⑥ 231。
に付く「返り点」は、
⑥ 2二3三1一。
である。
然るに、
(二一)
⑥ 文読漢=
⑥ 文二読三漢一=
⑥ 漢一文二を読三。む。
などといふ「漢文」も、「返り点」も、有り得ない。
加へて、
(〇七)(〇八)(〇九)により、
(二二)
② 読(漢文)=
② 2(11)⇒
② (11)2=
② (漢文)読=
② (漢文を)読む。
であるため、
⑥ 文読(漢)=
⑥ 23(1)⇒
⑥ 2(1)3=
⑥ 文(漢)読≠
⑥ 漢文を読む。
といふ「括弧」も、有り得ない。
従って、
(二〇)(二一)(二二)により、
(二三)
⑥ 2二3三1一。
といふ「返り点」と、
⑥ 23(1)。
といふ「括弧」は、有り得ない。
(二四)
⑦ 2413。
に対して、
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すと、
⑦ 2413 ⇒
⑦ 24(1)3 ⇒
⑦ 24((1)3)。
となるものの、
⑦ 2413。
に付く「返り点」は、
⑦ 2二4下1一3上。
である。
然るに、
(二五)
⑦ 文読漢訓=
⑦ 文二読下漢一訓上=漢一文二を訓上読下す。
といふ「返り点」と、
⑦ 文読((漢)訓)=
⑦ 24((1)3)⇒
⑦ 2((1)3)4=
⑦ 文((漢)訓)読≠
⑦ 漢文を訓読す。
といふ「括弧」も、有り得ない。
従って、
(二三)(二五)により、
(二六)
⑥ WHAT2 IS3 THIS1 ?
⑦ WHAT2 ARE4 YOU1 DOING3 ?
に於ける、
⑥ 2 3 1。
⑦ 2 4 1 3。
のやうに、
2と、
1の間に、
2より大きな数字が
有る場合は、「返り点」と「括弧」を、付けけることが、出来ない。
(二七)
⑧ ABC4。
に於いて、
Aの下側にあって、
Aよりも小さい数字を( )で括った「結果」が、
⑧ A(BC)4。
であるとする。
(二八)
⑧ A(BC)4。
に於いて、
Bの下側にあって、
Cよりも小さい数字を( )で括った「結果」が、
⑧ A(B(C))4。
であるする。
従って、
(二七)(二八)により、
(二九)
⑧ A(B(C))4=
⑧ 3(2(1))4=
⑧ 三(二(一))四。
でなければ、ならない。
従って、
(二九)により、
(三〇)
⑧ 不読書也。
に於いて、
⑧ 不(読(書))也。
といふ「括弧」が、成立するのであれば、
⑧ 不(読(書))也=
⑧ 三(二(一))四。
でなければ、ならない。
従って、
(三〇)により、
(三一)
⑧ 三(二(一))四。
が、「一二点」であるならば、
⑧ 不三読二書一也=
⑧ 不レi読レi書也。
でなければ、ならない。
従って、
(三〇)(三一)により、
(三二)
⑧ 不読書也=
⑧ 不レi読レi書也=
⑧ 不(読(書))也 ⇒
⑧ ((書)読)不也 =
⑧ ((書を)読ま)不るなり。
でなければ、ならない。
平成二七年〇五月一八・一九日、毛利太。
(〇一)
① 21。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
① 2(1)。
(〇二)
② 211。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
② 2(11)。
(〇三)
③ 321。
に於いて、
3の下側にあって、
3よりも小さい数字を( )で括ると、
③ 3(21)。
(〇四)
③ 3(21)。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
③ 3(2(1))。
(〇五)
④ 2‐21。
に於いて、
④ 2‐2=2
といふ風に、定義する。
従って、
(〇五)により、
(〇六)
④ 2‐21。
に於いて、
2=2‐2
の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
④ 2‐2(1)。
従って、
(〇一)~(〇六)により、
(〇七)
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すことにより、
① 2(1)。
② 2(11)。
③ 3(2(1))。
④ 2‐2(1)
を、得ることが、出来るものの、これら「括弧」は、
① 2レ1。
② 2二11一。
③ 3レ2レ1。
④ 2二21一。
といふ「返り点」に等しい。とする。
従って、
(〇七)により、
(〇八)
① 読(書)。
② 読(漢文)。
③ 不(読(書))。
④ 訓‐読(書)。
といふ「括弧」は、
① 読レ書。
② 読二漢文一。
③ 不レ読レ書。
④ 訓二読書一。
といふ「返り点」に等しい。
白注:④の「ハイフンはなくてもかまわない(二畳案主人、
白漢文法基礎、昭和五九年、三一頁)。」
従って、
(〇八)により、
(〇九)
① 読(書)。
② 読(漢文)。
③ 不(読(書))。
④ 訓‐読(書)。
といふ「括弧」は、
①(書を)読む。
②(漢文を)読む。
③((書を)読ま)ず。
④(書を)訓‐読す。
といふ風に、「訓読」される。
(一〇)
⑤ 18243365579。
に於いて、
1の下側にあって、
1よりも小さい数字は無い。
(一一)
⑤ 18243365579。
に於いて、
8の下側にあって、
8よりも小さい数字を( )で括ると、
⑤ 18(24336557)9。
(一二)
⑤ 18(24336557)9。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字は無い。
(一三)
⑤ 18(24336557)9。
に於いて、
4の下側にあって、
4よりも小さい数字を( )で括ると、
⑤ 18(24(33)6557)9。
(一四)
⑤ 18(24(33)6557)9。
に於いて、
6の下側にあって、
6よりも小さい数字を( )で括ると、
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
(一五)
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
に於いて、
7の下側にあって、
7よりも小さい数字は無く、
9の下に数字は無い。
従って、
(一〇)~(一五)により、
(一六)
⑤ 18243365579。
に対して、
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すことにより、
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
といふ「括弧」を、得ることが、出来るものの、
この場合、
⑤ 18(24(33)6(55)7)9。
⑤ 17(24(33)6(55))。
⑤ 17(24(33)6(5))。
⑤ 17(24(3)6(5))。
といふ「括弧」は、
⑤ 18下24二33一6二55一7上9。
⑤ 17下24二33一6中55上。
⑤ 17下24二33一6上レ5。
⑤ 17二24レ36一レ5。
といふ「返り点」に、等しい。
従って、
(一六)により、
(一七)
⑤ 我非下常読二漢文一学二漢字一者上也=
⑤ 我非(常読(漢文)学(漢字)者)也=
⑤ 18(24(33)6(55)7)9⇒
⑤ 1(2(33)4(55)67)89=
⑤ 我(常(漢文)読(漢字)学者)非也=
⑤ 我は常には漢文一を読二み漢字一を学二ぶ者上に非下ざるなり。
(一八)
⑥ 231。
に於いて、
2の下側にあって、
2よりも小さい数字を( )で括ると、
⑥ 23(1)。
(一九)
⑥ 23(1)。
に於いて、
3の下側にあって、
3よりも小さい数字を( )で括ると、
⑥ 23(1)。
従って、
(一九)により、
(二〇)
⑥ 231。
に対して、
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すと、
⑥ 23(1)。
を、得ることになるものの、
⑥ 231。
に付く「返り点」は、
⑥ 2二3三1一。
である。
然るに、
(二一)
⑥ 文読漢=
⑥ 文二読三漢一=
⑥ 漢一文二を読三。む。
などといふ「漢文」も、「返り点」も、有り得ない。
加へて、
(〇七)(〇八)(〇九)により、
(二二)
② 読(漢文)=
② 2(11)⇒
② (11)2=
② (漢文)読=
② (漢文を)読む。
であるため、
⑥ 文読(漢)=
⑥ 23(1)⇒
⑥ 2(1)3=
⑥ 文(漢)読≠
⑥ 漢文を読む。
といふ「括弧」も、有り得ない。
従って、
(二〇)(二一)(二二)により、
(二三)
⑥ 2二3三1一。
といふ「返り点」と、
⑥ 23(1)。
といふ「括弧」は、有り得ない。
(二四)
⑦ 2413。
に対して、
Nの下側にあって、
Nよりも小さい数字を( )で括る。
といふことを、繰り返すと、
⑦ 2413 ⇒
⑦ 24(1)3 ⇒
⑦ 24((1)3)。
となるものの、
⑦ 2413。
に付く「返り点」は、
⑦ 2二4下1一3上。
である。
然るに、
(二五)
⑦ 文読漢訓=
⑦ 文二読下漢一訓上=漢一文二を訓上読下す。
といふ「返り点」と、
⑦ 文読((漢)訓)=
⑦ 24((1)3)⇒
⑦ 2((1)3)4=
⑦ 文((漢)訓)読≠
⑦ 漢文を訓読す。
といふ「括弧」も、有り得ない。
従って、
(二三)(二五)により、
(二六)
⑥ WHAT2 IS3 THIS1 ?
⑦ WHAT2 ARE4 YOU1 DOING3 ?
に於ける、
⑥ 2 3 1。
⑦ 2 4 1 3。
のやうに、
2と、
1の間に、
2より大きな数字が
有る場合は、「返り点」と「括弧」を、付けけることが、出来ない。
(二七)
⑧ ABC4。
に於いて、
Aの下側にあって、
Aよりも小さい数字を( )で括った「結果」が、
⑧ A(BC)4。
であるとする。
(二八)
⑧ A(BC)4。
に於いて、
Bの下側にあって、
Cよりも小さい数字を( )で括った「結果」が、
⑧ A(B(C))4。
であるする。
従って、
(二七)(二八)により、
(二九)
⑧ A(B(C))4=
⑧ 3(2(1))4=
⑧ 三(二(一))四。
でなければ、ならない。
従って、
(二九)により、
(三〇)
⑧ 不読書也。
に於いて、
⑧ 不(読(書))也。
といふ「括弧」が、成立するのであれば、
⑧ 不(読(書))也=
⑧ 三(二(一))四。
でなければ、ならない。
従って、
(三〇)により、
(三一)
⑧ 三(二(一))四。
が、「一二点」であるならば、
⑧ 不三読二書一也=
⑧ 不レi読レi書也。
でなければ、ならない。
従って、
(三〇)(三一)により、
(三二)
⑧ 不読書也=
⑧ 不レi読レi書也=
⑧ 不(読(書))也 ⇒
⑧ ((書)読)不也 =
⑧ ((書を)読ま)不るなり。
でなければ、ならない。
平成二七年〇五月一八・一九日、毛利太。
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