このブログは、PC上では「縦書き」で表示され、マウスポインタが、「縦書きの部分」にある時に、マウスのホイールを回すと、左右にスクロールし、「横書きの部分」では、上下にスクロールします。下に見えてゐる、スクロールノブでスクロールする場合は、左右にだけスクロールします。
(〇一)
次の数字に対して、「返り点」を付けることにする。
654321。
654312。
651234。
615432。
651432。
651243。
615423。
51423。
53124。
7312645。
(〇二)
この時、「返り点」は、「漢字の左下」に付いてゐるとする。
従って、
(〇二)により、
(〇三)
読レ書=書を読む。
であれば、
書 に対して、「返り点」は付いてゐないし、
読二漢文一=漢文を読む。
であれば、
漢 に対して、「返り点」は付いてゐない。
(〇四)
「返り点」が付いてゐない「数字」を、「丸」で囲むと、次のやうになる。
65432①。
6543①2。
65①②③4。
6①543②。
65①43②。
65①②43。
6①54②3。
5①4②3。
53①24。
73①26④5。
(〇五)
「返り点」を付けると、次のやうになる。
6レ5レ4レ3レ2レ①。
6レ5レ4レ3二①2一。
6レ5二①②③4一。
6二①5一レ4レ3レ②。
6レ5二①4一レ3レ②。
6レ5二①②4一レ3。
6二①5一レ4二②3一。
5三①4二②3一。
5下3二①2一4上。
7下3二①2一6中④5上。
(〇六)
右の「返り点」を、「一二点」だけで表すと、次のやうになる。
6六5五4四3三2二1一。
6五5四4三3二①2一。
6三5二①②③4一。
6五①5四4三3二2一。
6五5四①4三3二2一。
6四5三①②4二3一。
6四①5三4二②3一。
5三①4二②3一。
5四3二①2一4三。
7五3二①2一6四④5三。
然るに、
(〇七)
例へば、
6レ5レ4レ3レ2レ①。
と書く方が、
6六5五4四3三2二1一。
と書くよりも、「簡単」である。
従って、
(〇五)(〇六)(〇七)により、
(〇八)
6レ5レ4レ3レ2レ①。
6レ5レ4レ3二①2一。
6レ5二①②③4一。
6二①5一レ4レ3レ②。
6レ5二①4一レ3レ②。
といふ「返り点」は、
6六5五4四3三2二1一。
6五5四4三3二①2一。
6三5二①②③4一。
6五①5四4三3二2一。
6五5四①4三3二2一。
と書くのが、「面倒」であるため、「レ点」で済ませてゐると、思はれる。
然るに、
(〇九)
6レ5二①②4一レ3。
6二①5一レ4二②3一。
に関しては、
6レ5三①②4二3一。
6四①5三4二②3一。
としても、それほど、「手間」は変はらない上に、
二 一レ
二 一レ 二 一
といふ「返り点」は、そもそも、「分りにくい」。
(一〇)
5四3二①2一4三。
7五3二①2一6四④5三。
に関しては、
5下3二①2一4上。
7下3二①2一6中④5上。
の方が、「読みやすい」。
(一一)
次の場合、「丸」で囲まれてゐる「数字」に、「返り点」は付きません。
65432①。
6543①2。
65①②③4。
6①543②。
65①43②。
65①②43。
6①54②3。
5①4②3。
53①24。
73①26④5。
といふ「数字」に対して、
レ レ レ レ レ
レ レ レ 二 一
レ 二 一
二 一レ レ レ
レ 二 一レ レ
レ 二 一レ
二 一レ 二 一
三 二 一
下 二 一 上
下 二 一 中 上
といふ「返り点」を付けてみて下さい。
(一二)
654321。
654312。
651234。
615432。
651432。
651243。
615423。
51423。
53124。
7312645。
といふ「数字」に対して、「返り点」を付けてみて下さい。
平成二七年〇八月二八日、毛利太。
(〇一)
次の数字に対して、「返り点」を付けることにする。
654321。
654312。
651234。
615432。
651432。
651243。
615423。
51423。
53124。
7312645。
(〇二)
この時、「返り点」は、「漢字の左下」に付いてゐるとする。
従って、
(〇二)により、
(〇三)
読レ書=書を読む。
であれば、
書 に対して、「返り点」は付いてゐないし、
読二漢文一=漢文を読む。
であれば、
漢 に対して、「返り点」は付いてゐない。
(〇四)
「返り点」が付いてゐない「数字」を、「丸」で囲むと、次のやうになる。
65432①。
6543①2。
65①②③4。
6①543②。
65①43②。
65①②43。
6①54②3。
5①4②3。
53①24。
73①26④5。
(〇五)
「返り点」を付けると、次のやうになる。
6レ5レ4レ3レ2レ①。
6レ5レ4レ3二①2一。
6レ5二①②③4一。
6二①5一レ4レ3レ②。
6レ5二①4一レ3レ②。
6レ5二①②4一レ3。
6二①5一レ4二②3一。
5三①4二②3一。
5下3二①2一4上。
7下3二①2一6中④5上。
(〇六)
右の「返り点」を、「一二点」だけで表すと、次のやうになる。
6六5五4四3三2二1一。
6五5四4三3二①2一。
6三5二①②③4一。
6五①5四4三3二2一。
6五5四①4三3二2一。
6四5三①②4二3一。
6四①5三4二②3一。
5三①4二②3一。
5四3二①2一4三。
7五3二①2一6四④5三。
然るに、
(〇七)
例へば、
6レ5レ4レ3レ2レ①。
と書く方が、
6六5五4四3三2二1一。
と書くよりも、「簡単」である。
従って、
(〇五)(〇六)(〇七)により、
(〇八)
6レ5レ4レ3レ2レ①。
6レ5レ4レ3二①2一。
6レ5二①②③4一。
6二①5一レ4レ3レ②。
6レ5二①4一レ3レ②。
といふ「返り点」は、
6六5五4四3三2二1一。
6五5四4三3二①2一。
6三5二①②③4一。
6五①5四4三3二2一。
6五5四①4三3二2一。
と書くのが、「面倒」であるため、「レ点」で済ませてゐると、思はれる。
然るに、
(〇九)
6レ5二①②4一レ3。
6二①5一レ4二②3一。
に関しては、
6レ5三①②4二3一。
6四①5三4二②3一。
としても、それほど、「手間」は変はらない上に、
二 一レ
二 一レ 二 一
といふ「返り点」は、そもそも、「分りにくい」。
(一〇)
5四3二①2一4三。
7五3二①2一6四④5三。
に関しては、
5下3二①2一4上。
7下3二①2一6中④5上。
の方が、「読みやすい」。
(一一)
次の場合、「丸」で囲まれてゐる「数字」に、「返り点」は付きません。
65432①。
6543①2。
65①②③4。
6①543②。
65①43②。
65①②43。
6①54②3。
5①4②3。
53①24。
73①26④5。
といふ「数字」に対して、
レ レ レ レ レ
レ レ レ 二 一
レ 二 一
二 一レ レ レ
レ 二 一レ レ
レ 二 一レ
二 一レ 二 一
三 二 一
下 二 一 上
下 二 一 中 上
といふ「返り点」を付けてみて下さい。
(一二)
654321。
654312。
651234。
615432。
651432。
651243。
615423。
51423。
53124。
7312645。
といふ「数字」に対して、「返り点」を付けてみて下さい。
平成二七年〇八月二八日、毛利太。
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