2015年2月20日金曜日

「括弧」と「返り点」。

ブロガー七
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(〇一)
① 聞鳥啼梅樹
① 鳥の梅樹に啼く声を聞く。
② 有常聞鳥啼梅樹
② 常に鳥の梅樹に啼く声を聞り。
従って、
(〇一)により、
(〇二)
① 聞鳥啼梅樹
① 鳥の梅樹に啼く0を聞く。
② 有常聞鳥啼梅樹
② 常に鳥の梅樹に啼く0を聞り。
然るに、
(〇三)
0+1=1
1=1+0
従って、
(〇三)により、
(〇四)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。
従って、
(〇二)(〇四)により、
(〇五)
① 聞鳥啼梅樹
① 聞鳥啼梅樹
① 鳥の梅樹に啼を聞く。
然るに、
(〇六)
① 聞鳥啼梅樹
① 鳥の梅樹に啼くを聞く。
従って、
(〇五)(〇六)により、
(〇七)
① 聞鳥啼梅樹
① 聞鳥啼梅樹
① 聞鳥啼梅樹
① 鳥の梅樹に啼くを聞く。
従って、
(〇二)(〇七)により、
(〇八)
① 囗囗囗囗囗
① 囗囗囗囗囗
① 囗囗囗囗囗
② 囗囗囗囗囗囗囗
② 囗囗囗囗囗囗囗
② 囗囗囗囗囗囗囗
③ 囗囗囗囗囗囗囗囗囗
③ 囗囗囗囗囗囗囗囗囗
③ 囗囗囗囗囗囗囗囗囗
従って、
(〇三)(〇七)(〇八)により、
(〇九)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。とするならば、
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 乙 下 二 一 上 甲。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一〇)
③ 囗
③ 囗囗。
従って、
(〇九)(一〇)により、
(一一)
③ レ レ レ レ 。
といふ「返り点」は、
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一二)
④ 不刀断一レ麻=
④ 刀を揮って麻を断一レたんと欲せ不
といふ「返り点」は、
④ 不
④ 刀を揮って麻を断たんと欲せ不
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一三)
④ 不
④ 刀を揮って麻を断たんと欲せ不
といふ「返り点」は、
④ 不
④ 刀を揮って麻を断たたんと0
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(一二)(一三)により、
(一四)
④ 不刀断一レ麻。
④ 不
といふ「返り点」は、
④ 不
④ 不
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(一三)(一四)により、
(一五)
④ レ 二 レ 一レ 。
④ 丁 丙 二 一 乙 甲。
といふ「返り点」は、
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(〇九)(一一)(一五)により、
(一六)
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
③ レ レ レ レ 。
④ レ 二 レ 一レ 。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一七)
① 下〔二(一)上〕。
② 地{乙[下〔二(一)上〕甲]天}。
③ 地{乙[下〔二(一)上〕甲]天}。
④ 乙{下〔二(一)二(一)上〕甲}。
従って、
(一六)(一七)により、
(一八)
例へば、
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
③ レ レ レ レ 。
④ レ 二 レ 一レ 。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」と、
① 〔( )〕。
② {[〔( )〕]}。
③ {[〔( )〕]}。
④ [〔( )( )〕]。
といふ「括弧」で、置き換へることが出来る。
従って、
(〇一)~(一八)により、
(一九)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。とするならば、
①( )=二 一。
②〔 〕=下 上。
③[ ]=乙 甲。
④{ }=地 天。
といふ風に、見なすことが出来る。
従って、
(一九)により、
(二〇)
① 一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
② 上 中 下
③ 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
④ 天 地 人
⑤ レ
といふ「返り点」に対して、
①( )
②〔 〕
③[ ]
④{ }
といふ「括弧」は、
① 二 一
② 下 上
③ 乙 甲
④ 地 天
⑤ 0(空集合)
からなる、「返り点」である。
平成二七年〇二月二〇・二一日、毛利太。

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