このブログは、PC上では「縦書き」で表示され、マウスポインタが、「縦書きの部分」にある時に、マウスのホイールを回すと、左右にスクロールし、「横書きの部分」では、上下にスクロールします。下に見えてゐる、スクロールノブでスクロールする場合は、左右にだけスクロールします。
(〇一)
① 聞下鳥啼二梅樹一声上=
① 鳥の梅樹一に啼二く声上を聞下く。
② 有乙常聞下鳥啼二梅樹一声上者甲=
② 常に鳥の梅樹一に啼二く声上を聞下者甲有乙り。
従って、
(〇一)により、
(〇二)
① 聞下鳥啼二梅樹一0上=
① 鳥の梅樹一に啼二く0上を聞下く。
② 有地常聞下鳥啼二梅樹一0上0天=
② 常に鳥の梅樹一に啼二く0上を聞下0天有地り。
然るに、
(〇三)
0+1=1
1=1+0
従って、
(〇三)により、
(〇四)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。
従って、
(〇二)(〇四)により、
(〇五)
① 聞下鳥啼二梅樹一0上=
① 聞下鳥啼二梅樹一上=
① 鳥の梅樹一に啼二く上を聞下く。
然るに、
(〇六)
① 聞三鳥啼二梅樹一=
① 鳥の梅樹一に啼二くを聞三く。
従って、
(〇五)(〇六)により、
(〇七)
① 聞下鳥啼二梅樹一0上=
① 聞下鳥啼二梅樹一上=
① 聞三鳥啼二梅樹一=
① 鳥の梅樹一に啼二くを聞三く。
従って、
(〇二)(〇七)により、
(〇八)
① 囗下囗囗二囗囗一0上=
① 囗下囗囗二囗囗一上=
① 囗三囗囗二囗囗一。
② 囗乙囗囗下囗囗二囗囗一0上0甲=
② 囗乙囗囗下囗囗二囗囗一上甲=
② 囗四囗囗三囗囗二囗囗一。
③ 囗地囗囗乙囗囗下囗囗二囗囗一0上0甲0天=
③ 囗地囗囗乙囗囗下囗囗二囗囗一上甲天=
③ 囗五囗囗四囗囗三囗囗二囗囗一。
従って、
(〇三)(〇七)(〇八)により、
(〇九)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。とするならば、
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 乙 下 二 一 上 甲。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一〇)
③ 囗五囗四囗三囗二囗一=
③ 囗レ囗レ囗レ囗レ囗。
従って、
(〇九)(一〇)により、
(一一)
③ レ レ レ レ 。
といふ「返り点」は、
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一二)
④ 不レ欲二揮レ刀断一レ麻=
④ 刀を揮レって麻を断一レたんと欲二せ不レ。
といふ「返り点」は、
④ 不丁欲丙揮二刀一断乙麻甲=
④ 刀一を揮二って麻甲を断乙たんと欲丙せ不丁。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一三)
④ 不丁欲丙揮二刀一断乙麻甲=
④ 刀一を揮二って麻甲を断乙たんと欲丙せ不丁。
といふ「返り点」は、
④ 不乙欲下揮二刀一断二麻一0上0甲=
④ 刀一を揮二って麻一を断二たたんと0上欲下0甲不乙。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(一二)(一三)により、
(一四)
④ 不レ欲二揮レ刀断一レ麻。
④ 不丁欲丙揮二刀一断乙麻甲。
といふ「返り点」は、
④ 不乙欲下揮二刀一断二麻一0上0甲=
④ 不乙欲下揮二刀一断二麻一上甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(一三)(一四)により、
(一五)
④ レ 二 レ 一レ 。
④ 丁 丙 二 一 乙 甲。
といふ「返り点」は、
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(〇九)(一一)(一五)により、
(一六)
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
③ レ レ レ レ 。
④ レ 二 レ 一レ 。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一七)
① 下〔二(一)上〕。
② 地{乙[下〔二(一)上〕甲]天}。
③ 地{乙[下〔二(一)上〕甲]天}。
④ 乙{下〔二(一)二(一)上〕甲}。
従って、
(一六)(一七)により、
(一八)
例へば、
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
③ レ レ レ レ 。
④ レ 二 レ 一レ 。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」と、
① 〔( )〕。
② {[〔( )〕]}。
③ {[〔( )〕]}。
④ [〔( )( )〕]。
といふ「括弧」で、置き換へることが出来る。
従って、
(〇一)~(一八)により、
(一九)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。とするならば、
①( )=二 一。
②〔 〕=下 上。
③[ ]=乙 甲。
④{ }=地 天。
といふ風に、見なすことが出来る。
従って、
(一九)により、
(二〇)
① 一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
② 上 中 下
③ 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
④ 天 地 人
⑤ レ
といふ「返り点」に対して、
①( )
②〔 〕
③[ ]
④{ }
といふ「括弧」は、
① 二 一
② 下 上
③ 乙 甲
④ 地 天
⑤ 0(空集合)
からなる、「返り点」である。
平成二七年〇二月二〇・二一日、毛利太。
(〇一)
① 聞下鳥啼二梅樹一声上=
① 鳥の梅樹一に啼二く声上を聞下く。
② 有乙常聞下鳥啼二梅樹一声上者甲=
② 常に鳥の梅樹一に啼二く声上を聞下者甲有乙り。
従って、
(〇一)により、
(〇二)
① 聞下鳥啼二梅樹一0上=
① 鳥の梅樹一に啼二く0上を聞下く。
② 有地常聞下鳥啼二梅樹一0上0天=
② 常に鳥の梅樹一に啼二く0上を聞下0天有地り。
然るに、
(〇三)
0+1=1
1=1+0
従って、
(〇三)により、
(〇四)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。
従って、
(〇二)(〇四)により、
(〇五)
① 聞下鳥啼二梅樹一0上=
① 聞下鳥啼二梅樹一上=
① 鳥の梅樹一に啼二く上を聞下く。
然るに、
(〇六)
① 聞三鳥啼二梅樹一=
① 鳥の梅樹一に啼二くを聞三く。
従って、
(〇五)(〇六)により、
(〇七)
① 聞下鳥啼二梅樹一0上=
① 聞下鳥啼二梅樹一上=
① 聞三鳥啼二梅樹一=
① 鳥の梅樹一に啼二くを聞三く。
従って、
(〇二)(〇七)により、
(〇八)
① 囗下囗囗二囗囗一0上=
① 囗下囗囗二囗囗一上=
① 囗三囗囗二囗囗一。
② 囗乙囗囗下囗囗二囗囗一0上0甲=
② 囗乙囗囗下囗囗二囗囗一上甲=
② 囗四囗囗三囗囗二囗囗一。
③ 囗地囗囗乙囗囗下囗囗二囗囗一0上0甲0天=
③ 囗地囗囗乙囗囗下囗囗二囗囗一上甲天=
③ 囗五囗囗四囗囗三囗囗二囗囗一。
従って、
(〇三)(〇七)(〇八)により、
(〇九)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。とするならば、
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 乙 下 二 一 上 甲。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一〇)
③ 囗五囗四囗三囗二囗一=
③ 囗レ囗レ囗レ囗レ囗。
従って、
(〇九)(一〇)により、
(一一)
③ レ レ レ レ 。
といふ「返り点」は、
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一二)
④ 不レ欲二揮レ刀断一レ麻=
④ 刀を揮レって麻を断一レたんと欲二せ不レ。
といふ「返り点」は、
④ 不丁欲丙揮二刀一断乙麻甲=
④ 刀一を揮二って麻甲を断乙たんと欲丙せ不丁。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一三)
④ 不丁欲丙揮二刀一断乙麻甲=
④ 刀一を揮二って麻甲を断乙たんと欲丙せ不丁。
といふ「返り点」は、
④ 不乙欲下揮二刀一断二麻一0上0甲=
④ 刀一を揮二って麻一を断二たたんと0上欲下0甲不乙。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(一二)(一三)により、
(一四)
④ 不レ欲二揮レ刀断一レ麻。
④ 不丁欲丙揮二刀一断乙麻甲。
といふ「返り点」は、
④ 不乙欲下揮二刀一断二麻一0上0甲=
④ 不乙欲下揮二刀一断二麻一上甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(一三)(一四)により、
(一五)
④ レ 二 レ 一レ 。
④ 丁 丙 二 一 乙 甲。
といふ「返り点」は、
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
従って、
(〇九)(一一)(一五)により、
(一六)
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
③ レ レ レ レ 。
④ レ 二 レ 一レ 。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」で、置き換へることが出来る。
然るに、
(一七)
① 下〔二(一)上〕。
② 地{乙[下〔二(一)上〕甲]天}。
③ 地{乙[下〔二(一)上〕甲]天}。
④ 乙{下〔二(一)二(一)上〕甲}。
従って、
(一六)(一七)により、
(一八)
例へば、
① 三 二 一。
② 四 三 二 一。
③ 五 四 三 二 一。
③ レ レ レ レ 。
④ レ 二 レ 一レ 。
といふ「返り点」は、
① 下 二 一 上。
② 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
③ 地 乙 下 二 一 上 甲 天。
④ 乙 下 二 一 二 一 上 甲。
といふ「返り点」と、
① 〔( )〕。
② {[〔( )〕]}。
③ {[〔( )〕]}。
④ [〔( )( )〕]。
といふ「括弧」で、置き換へることが出来る。
従って、
(〇一)~(一八)により、
(一九)
0 は、
有っても無いし、
無くても、有る。とするならば、
①( )=二 一。
②〔 〕=下 上。
③[ ]=乙 甲。
④{ }=地 天。
といふ風に、見なすことが出来る。
従って、
(一九)により、
(二〇)
① 一 二 三 四 五 ・ ・ ・ ・ ・
② 上 中 下
③ 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
④ 天 地 人
⑤ レ
といふ「返り点」に対して、
①( )
②〔 〕
③[ ]
④{ }
といふ「括弧」は、
① 二 一
② 下 上
③ 乙 甲
④ 地 天
⑤ 0(空集合)
からなる、「返り点」である。
平成二七年〇二月二〇・二一日、毛利太。
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